退院してから150日間の心臓病患者様対象の運動プログラムです
心臓リハビリテーションとは、自分の病気のことを知ることから始まり、運動指導、安全管理、危険因子管理、心のケアなどを総合的に行うものです。
医師、看護師、理学療法士、健康運動指導士など多くの専門医療職がかかわり約5か月の期間、患者様、一人一人の状態に応じたリハビリプログラムを提案、実施し、心臓病の患者様が1日も早く快適な社会生活や家庭生活に戻り、生活の質(QOL)を改善させ、さらに再発を予防することを目的としています。
心臓リハビリは、発症からの時期に合わせて内容や目的が変わります。
運動をするといっても過度な運動は体の負担になり、つまりは心臓の負担となってしまいます。しかし、安静状態が長く続くとますます心機能は低下の一途をたどります。
では、どの程度の運動が適切なのでしょうか?
当院では、心肺運動負荷試験(CPX)と呼ばれる検査を行い、今の体力状態や運動時の血圧や心電図を確認した上で一人一人の体力に応じた運動処方箋を作成し、それをもとに運動を実施していきます。
保険適応となる対象疾患(急性心筋梗塞、狭心症、開心術後、大動脈解離、解離性大動脈瘤、慢性心不全、閉塞性動脈硬化症)で治療中の患者様で、当院での心臓リハビリテーションをご希望される場合は、まずは当院外来受診をお願いします。
現在、他院で治療中の患者様で当院での心臓リハビリテーションをご希望の方は、主治医の診療情報提供書(紹介状)をご持参下さい。
その際、かかりつけ医療機関より当院の地域連携課にご連絡の上、外来予約を取っていただくと、当日の診察がスムーズとなりますのでご協力お願い致します。
医療機関からのご紹介もお待ちしております
地域連携課までお問い合わせ下さい。
電話:078-998-1101 E-mail:info@shhc.jp